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平安文学
(トラックバック数:190、ID:00688) ( 03月08日 14時57分 更新)



平安時代を舞台とした、本の書評(レビュー)をトラックバックしてください。【例】『源氏物語』『枕草子』『今昔物語』『紫式部日記』『陰陽師』『なんて素敵にジャパネスク』。
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『陰陽師 天鼓ノ巻』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
安倍晴明と源博雅が活躍する、シリーズ最新刊。 子を失った親の話が続き、冒頭から切なかったです。 今回は、盲目の琵琶法師・蝉丸が、キーパーソン。 よく登場しましたし、蝉丸自身の過去を取り上げた話もありました。 今回も、博雅の笛は、神々をも動かす力がありました。 そんな博雅の、自身が気づいていないすごい  続きを読む
Date: 2010-03-08 14:22 ID: 18481762

『陰陽師 夜光杯ノ巻』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
安倍晴明と源博雅が活躍するシリーズ。 前九編を収めた一冊です。 季節の草花が咲く、晴明の屋敷の庭も。 共に酒を飲む2人の姿も。 お決まりの台詞も。 全く変わらないのに、飽きさせない。 このシリーズの力には、驚かされます。 博雅の葉二の音色と、草花の香り。 空気が含む水分や、月の光などが、ゆったりと交  続きを読む
Date: 2010-01-27 21:40 ID: 18293508

『源氏夢幻抄?安倍晴明伝』 六道慧 [KOROPPYの本棚 から]
生まれつつあった『源氏物語』の世界に、安倍晴明が入り込む。 怪しげな「弥勒法師」とは、一体何者なのか。 平安京に漂う不穏な空気の正体とは・・・というお話。 晴明が『源氏物語』の中に入り込み、光源氏に憑依するという設定に惹かれました。 しかも晩年だった晴明が、どんどん若返っていく。 晴明本として、面白  続きを読む
Date: 2010-01-22 15:35 ID: 18273343

ちはやふる… [不純文學交遊録 から]
藤原定家が選んだ小倉百人一首は、お正月のかるたでおなじみです。 競技かるたを描いた『ちはやふる』が、第2回マンガ大賞に選ばれことで、興味をもった方もいらっしゃるでしょう。 私の小学校時代には毎年かるた大会があって、意味のわからないまま百枚すべてを覚えました..  続きを読む
Date: 2009-10-15 21:08 ID: 17827692

『少年陰陽師 彼方のときを見はるかせ』 結城光流 [KOROPPYの本棚 から]
『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』から始まるシリーズ第25弾で、玉依編完結。 うっかり『少年陰陽師 愁いの波に揺れ惑え』から、間を2冊も飛ばしてしまいました。 それでもさほど困らなかったのは、玉依編はあまり波乱のないストーリーだったのか。 昌浩と彰子の間に起きた出来事も分かるし、それほど差し支えがあ  続きを読む
Date: 2009-08-15 17:05 ID: 17508831

『風の陰陽師 四 さすらい風』 三田村信行 [KOROPPYの本棚 から]
シリーズ完結編。 多城丸の推薦で、平将門の元へ行くことになった、安倍晴明。 そこにまた藤原黒主が現れて・・・というお話。 タイトル先行で、内容は後付けで考えたシリーズだけあり、最後の方はどうも無理がありました。 『風の陰陽師 一 きつね童子』、『風の陰陽師 二 ねむり姫』はよかったのですが、『風の陰陽師 三 うろつき鬼』で唐突さを感じるようになり、今回のラストの展開は、うーんと考えてしまいました。 物語だから史実と違ってもいいのだ、とあとがきにありますが、物語だからこそ、その必然性を描ききらなければいけな  続きを読む
Date: 2009-03-11 14:39 ID: 16611092

『風の陰陽師 三 うろつき鬼』 三田村信行 [KOROPPYの本棚 から]
『風の陰陽師 一 きつね童子』、『風の陰陽師 二 ねむり姫』の続編。 背後で糸を引いていた、藤原黒主が、遂に表立った行動に出ます。 晴明は、その思惑を食い止めることが出来るのか。 そして大切な信太の森を守りきれるのか、というお話。 蘆屋道満は、安倍晴明と敵対する、いわば悪役です。 にもかかわらず、どこか憎みきれないところがあります。 今回は初めて、相棒の鷺麻呂と仲たがいすることになります。 鷺麻呂が、道満を思う優しさ。 鷺麻呂を気にしつつ、黒主に逆らえない道満。 敵の分裂であるのに、単純に喜べない。 この  続きを読む
Date: 2009-02-20 12:10 ID: 16500912

『風の陰陽師 二 ねむり姫』 三田村信行 [KOROPPYの本棚 から]
『風の陰陽師 一 きつね童子』の続編。 都に、黒い雪が降り注ぐ!! 災厄の前触れかと思いきや、都ではしばらく、平穏な日々が続きます。 ところが水面下では、密かに恐ろしい出来事が進行し・・・というお話。 第1巻から、 結城光流『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』シリーズとの共通点が多い作品でした。 咲耶子が帝に見初められて、入内の話となるところも、同じですね。 なにか元となる史実でもあるのでしょうか。 でも結果は意外でした。 第1巻は、晴明少年の爽やかな成長物語でした。 今回はそれだけでえなく、権力争いなど、  続きを読む
Date: 2009-01-18 16:07 ID: 16310899

『風の陰陽師 一 きつね童子』 三田村信行 [KOROPPYの本棚 から]
父を亡くした晴明は、遂に恋い焦がれた母を訪ねて、信太の森へ向かいます。 そこで得た仲間たちや、帰りに学んだ技を持って、陰陽師として修行の一歩を踏み出していき・・・というお話。 ほのぼのした気持ちになれる、安倍晴明モノの児童書です。 まだ幼い晴明は、泣き虫で、あやかしを見ても恐怖で身がすくんでしまいます。 未来の大陰陽師の片鱗は、時折爆発する、能力だけ。 そんな晴明少年が、智徳法師に出会い、陰陽師として目覚めていきます。 有名な蘆屋道満との出会い方も上手く、とても楽しい作品でした。 真比彦・矢比彦の、悪戯子  続きを読む
Date: 2009-01-06 14:41 ID: 16242087

『わたしの源氏物語』 瀬戸内寂聴 [*モナミ* から]
源氏物語千年ということで、色々読んでみたいのだけれど、 なかなか手が出ず。 というか、これだけ多くの現代語訳が出ていると、 一体誰の訳が一番いいのか、分からないよね。 良し悪しというか、しっくりくるもの、違和感なく入り込めるもの、 それこそ、自分で読んでみないと分からないことだろうけれど、 これだけの長大作だと思うと、なかなか腰が重く。 『あさきゆめみし』は全巻持ってるのだけれどもねぇ  続きを読む
Date: 2008-12-12 21:14 ID: 16115758

本当にキケンな源氏物語 [不純文學交遊録 から]
今年(2008年)は日本文学史上の最高峰、源氏物語が書かれて1000年になります。 源氏物語を書いた紫式部は、父の藤原為時が越前守に任官したのに伴い、少女時代の2年間を越前国で過ごしました。福井県の越前市武生公会堂記念館では、源氏物語千年紀にあわせた企画展が開催さ..  続きを読む
Date: 2008-12-08 17:04 ID: 16089210

紫式部(ムラサキシキブ)と小式部(コムラサキ)  源氏物語千年紀 ( 3 ) [時空を超えて から]
紫にかがやく宝石のような実!「紫式部:ムラサキシキブ」を見つけた、とかたく信じこんでいました→  続きを読む
Date: 2008-11-21 14:36 ID: 15989023

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
遣唐使として入唐した、橘逸勢と空海。 二人はただならぬ存在が起こしている、奇妙な事件と係わりあうようになり・・・というお話。 並外れた能力と知識を持ち、ミステリアスな雰囲気を保っている、空海。 時に素直すぎるほど真っ直ぐに問い、いい漢に描かれている、逸勢。 このコンビは、まるで『陰陽師』の安倍晴明と源博雅のコンビではないか、と思いました。 宇宙や、曼荼羅、善と悪。 ややこしく、難しいことを言い、聞いている側は、分かったような分からないような、騙されたような気持ちになる。 それでいて、逸勢は怒るでもなく、空  続きを読む
Date: 2008-11-04 22:14 ID: 15886952

『現代京ことば訳 源氏物語 【一】桐壺−明石』 中井和子 [KOROPPYの本棚 から]
形容詞が豊富で、自然に寄り添っていた、王朝時代の言葉たち。 そのニュアンスに近い「京ことば」にて、『源氏物語』を訳していこう、というシリーズ。 1991年刊の全3巻が全5巻になった新装版。 第1巻は、「桐壺」から「明石」まで。 柔らかな京ことばは、平安時代の雰囲気を、よりそのままの形で伝えられるのかもしれません。 確かに優美な世界を感じられる、雅な文章だとは思いました。 しかし原典に近いということは、主語なしで述語が続いていくという、『源氏物語』の分かりにくさも引き継ぐということ。 京ことばも、同様に幾重  続きを読む
Date: 2008-10-29 10:32 ID: 15849397

陰陽師 瀧夜叉姫 [えりあるばむ から]
夢枕獏「陰陽師 瀧夜叉姫 上・下」 装画・装幀:村上豊 出版:文藝春秋、2005.9 初出:「オール讀物」2003.2〜2005.3 『岩戸ノ姫鬼譚』を改題 上巻を読み終えても、「瀧夜叉姫」の名が出てこず、たぶんこの女の人のことなんだろうな、で、この滝子という女の子が・・・などと考えていたのですが。 この「瀧夜叉姫」、江戸時代の伝奇物や歌舞伎で登場するそうで。知識のある人なら、タイトルを見た瞬間にこれが誰のことなのか、ということは何を題材にした物語なのかがわかるわけですね  続きを読む
Date: 2008-09-23 16:02 ID: 15642847

『少年陰陽師 愁いの波に揺れ惑え』 結城光流 [KOROPPYの本棚 から]
シリーズ23冊目にして、玉依編第2弾。 都を襲う、地震と長雨。 天照大御神が、斎宮恭子女王に光臨し、伊勢に脩子を連れてくるよう、勅命を伝えます。 帝は、脩子のお供として、安倍晴明と彰子に、随行を要請し・・・というお話。 相手を思いやるからこそ、相手を傷つけてしまう。 大切だからこそ、距離を置いてしまう。 いじらしく、切ないすれ違いが続きます。 昌浩が暗かったので、全体的に元気のない巻でした。 その分、他のキャラクターたちが、表に立って描かれていた気がします。 成親と敏次のシーンは楽しく、一服の清涼剤なので  続きを読む
Date: 2008-06-23 14:38 ID: 15084256

『少年陰陽師 あまたのおそれをぬぐい去れ』 結城光流 [KOROPPYの本棚 から]
シリーズ第21巻。 玉依編のスタートです。 出雲から都に戻ってきた、昌浩たち。 夜警もなく、素直に帰宅する、穏やかな日々が進んでいきます。 お互いにお互いを思いやりながら、なかなか隔てが超えられない、昌浩と彰子とか。 もっくんと昌浩と敏次の、三角関係とか。 勾陣ともっくんの、唯一対等に語り合う姿とか。 嵐の前の静けさというか、とにかく穏やかなエピソードがいっぱい。 激しい苦闘もなく、ほのぼのした展開です。 新章の始まりということで、特別の展開がなかったとも言えますが。 前作『少年陰陽師 果てなき誓いを刻み  続きを読む
Date: 2008-05-29 14:58 ID: 14904854

晴明、蔵人少将封ずる事 宇治拾遺物語 二六  巻第二八          〜晴明、烏(からす)が飛ぶのを見て、式神であると気づき、呪を解く [  無弦弓 から]
キーワード:安部晴明 蔵人の五位 身固めにより式神の呪を解く                                    ...  続きを読む
Date: 2008-02-06 11:32 ID: 13693400

源氏物語 胡蝶 其の壱〜春の御殿の美しさ (能楽胡蝶の舞台背景) [  無弦弓 から]
キーワード:源氏物語 胡蝶  六条院春の御殿の美しさ(能楽胡蝶の舞台背景)                         過去記事?...  続きを読む
Date: 2008-02-06 11:11 ID: 13693103

『読み違え源氏物語』 清水義範 [KOROPPYの本棚 から]
葵上の日記風にして、綴っていったり。 典侍の昔語り風にしたり。 角度を変えて『源氏物語』を楽しむ本です。 意表をついた面白さだったのが、冒頭の「夕顔殺人事件」。 『源氏物語』は名作ミステリーである、とのたまう千原。 「夕顔」の死の真相を、推理小説として読み解いてゆく、というものです。 ミステリと『源氏物語』、両方を笑いにしてしまっていて、面白かったです。 朧月夜が「月子」。 弘徽殿女御が「弘子」。 というように、現代風に置き換えて「読み違え」しているパスティーシュもあります。 この現代モノは、日本とアメリ  続きを読む
Date: 2008-02-04 15:54 ID: 13656237

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