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花だより(高田郁) [のほ本♪ から]
数々の困難を乗り越え、幸せをつかみ大阪に戻った澪。澪のほかに、あさひ大夫、つる屋の店主・種市、御膳奉行・小野寺数馬など、澪に関わる人たちのその後を興味深く描いた作品。みをつくし料理帖シリーズの特別巻。 みをつくし料理帖シリーズは本当に面白かった。夢中になって読んだ。文庫本で10巻あったが、あっという間に読んでしまった。この作品は、そのシリーズの特別版だ。この本が出たと知ったときは、とてもうれしかった。みをつくし料理帖シリーズに登場する人たちのその後を知ることができるからだ。 源斉と澪の結婚生  続きを読む
Date: 2018-12-01 21:02 ID: 24283262

下町ロケット ヤタガラス(池井戸潤) [のほ本♪ から]
ギアゴーストの危機を救い順調に関係が築けると思っていた佃だが、社長の伊丹は佃製作所を裏切りダイダロストとの提携に踏み切る。伊丹とダイダロスの社長・重田との因縁とは?また、伊丹と決別した島津は?一方、帝国重工の財前が立ち上げた新たなプロジェクトにも、暗雲が立ち込める。佃航平は、さまざまな難問に立ち向かうことになるのだが・・・。下町ロケットシリーズ4。 日本の農業問題に取り組もうとする財前。そんな財前とともに、新たな分野に乗り出そうとする佃。だが、事は思う通りには進まない。立ちはだかる数々の難問。  続きを読む
Date: 2018-11-13 21:44 ID: 24280837

むすびつき(畠中恵) [のほ本♪ から]
「実は一人、生まれ変わる前の若だんなかもって、思える人がいたんです。」 その人は、鈴彦姫の鈴が納められている五坂神社の元神主・星ノ倉宮司だという。鈴彦姫のこの発言に、長崎屋の若だんな・一太郎は興味を示した。そして、星ノ倉宮司について調べることにしたのだが・・・。表題作「むすびつき」を含む5編を収録。しゃばけシリーズ17。 妖は何百年も生きる。だが、人の寿命は妖から比べるとはるかに短い。一太郎と妖たちにも、いつかは悲しい別れが訪れる。一太郎が生まれ変わることを、妖たちは望むだろう。けれど、望み  続きを読む
Date: 2018-11-09 22:07 ID: 24280184

下町ロケット ゴースト(池井戸潤) [のほ本♪ から]
帝国重工の業績悪化により、ロケットエンジン用バルブシステムの将来が危ぶまれる事態になった。佃製作所が次にチャレンジしたのが、トランスミッションのバルブシステムの開発だった。その過程で、佃はギアゴーストというトランスミッションメーカーの存在を知る。だが、順調にいくかに見えたバルブシステムの開発に思わぬ難問が立ちはだかった・・・。下町ロケットシリーズ3。 帝国重工の業績悪化に伴い、社長の藤間や財前の置かれている状況も悪くなっていく。ロケット開発にも暗雲が立ち込める。佃製作所が生き残りをかけて開発に  続きを読む
Date: 2018-11-01 22:26 ID: 24279045

PK(伊坂幸太郎) [のほ本♪ から]
2002年ワールドカップ予選での日本対イラク戦。FWの小津が、PKを決める。「小津がPKをいれると、みんな勇気が湧く」という言葉に励まされ、脅しに負けることなく。そして、小説家も圧力に屈することなく自分の小説を世に出そうとする。また、政治家も、自分の信念を曲げずに行動しようと決心した。「PK」を含む3編を収録。 「PK」に登場する小津、小説家、政治家。この3人、一件関わりがないように見えるのだが、実は微妙につながっている。つながりは人だけではない。この作品に収められている3つの話、「PK」「超  続きを読む
Date: 2018-10-21 19:44 ID: 24277105

検察側の罪人(雫井脩介) [のほ本♪ から]
  蒲田の老夫婦殺害事件の容疑者として浮かんだのは、すでに時効になってしまった事件の重要参考人の男だった・・・。 その男、松倉の名前を見た最上検事は、今回の事件の犯人として松倉を追い詰めていく。だが、最上の強引なやり方は、最上を慕う若手検事・沖野に疑念を抱かせることになるのだが・・・。 「時効という壁に阻まれ、女子中学生殺人事件の犯人だと分かった松倉を裁くことができない!」 最上の歯車は、そこから狂い始める。最上は、松倉をある事件の犯人に仕立て上げようとする。そして、罪を償わせようと  続きを読む
Date: 2018-10-07 20:21 ID: 24274558

キラキラ共和国(小川糸) [のほ本♪ から]
ツバキ文具店は、今日も様々な人が訪れにぎやかだ。相変わらずいろいろな依頼が舞い込んでくる。店を切り盛りする鳩子自身にも人生の転機があった・・・。「ツバキ文具店」シリーズ2。 この作品では、鳩子は結婚している。ミツロウさんとその娘のQPちゃんが家族となる。深い深い愛情で結ばれた3人の姿は、心をほのぼのと温めてくれる。 そんな鳩子のもとへ、相変わらず代書の依頼は舞い込んでくる。亡き夫からの詫び状がほしい、あこがれの文豪から便りがほしい、愛する者へ自分の素直な気持ちを伝えたい・・・。どれも、切なさ  続きを読む
Date: 2018-08-23 19:57 ID: 24267963

嘘(村山由佳) [のほ本♪ から]
中学生の仲良し四人組、秀俊、美月、亮介、陽菜乃。だが、ある事件がきっかけでその関係は一変する。 「このことだけは絶対に守り通さなければならない!」 誰にも言えない秘密を抱えながら、彼ら4人がたどる運命は・・・。 事件から20年近い歳月が流れ、秘密を抱えたままで彼ら4人はそれぞれの人生を歩んでいる。だが、過去の因縁からは逃れられない。彼らは別の形で再び過去の事件と向き合うことになる。 愛、憎悪、狂気、怒り、悲しみ・・・。さまざまな人間の感情が入り乱れる。そして、複雑に絡み合った人間関係  続きを読む
Date: 2018-08-22 22:11 ID: 24267830

おもかげ(浅田次郎) [のほ本♪ から]
定年の日を迎えた竹脇正一は、送別会の帰りの地下鉄の中で突然倒れた。意識不明になり集中治療室で生死の境をさまよう日々が続く。だが、彼の体は全く動かないが、彼自身は目も見えるし耳も聞こえる。やがて彼は、体をベットの上に残したまま、さまざまな場所やさまざまな年代へと飛び立った・・・。 意識不明の重体のはずなのに、竹脇正一はさまざまな場所でいろいろな人に出会う。時には、時間を超越することもある。就職したばかりの頃、大学生だった頃、子供の頃・・・。ほろ苦い思い出もよみがえる。そして、彼がいちばん知りたか  続きを読む
Date: 2018-08-21 23:37 ID: 24267731

紅のアンデッド(川瀬七緒) [のほ本♪ から]
古い家屋から、大量の血痕と3本の左手の小指が見つかった。その家に住んでいた遠山夫妻と客の者の指だと思われたが、死体は見つからなかった。法医昆虫学者の赤堀は、岩楯警部補とともに事件の謎に迫っていく・・・。法医昆虫学捜査官シリーズ6。 いつもなら、死体が発見されそこについているウジなどを手がかりに捜査を進めていくのだが、今回は死体なき殺人事件というちょっと変わったパターンだった。また、赤堀の置かれている立場も今までとは違う。科捜研を再編成した「捜査分析支援センター」というところに所属している。その  続きを読む
Date: 2018-08-20 21:53 ID: 24267569

猫が見ていた(アンソロジー) [のほ本♪ から]
「マロンの話」(湊かなえ)、「エア・キャット」(有栖川有栖)、「泣く猫」(柚月裕子)、「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」(北村薫)、「凶暴な気分」(井上荒野)、「黒い白猫」(東山彰良)、「三べんまわってニャンと鳴く」(加納朋子)。 猫にまつわる話7編を収録。 猫猫猫。猫の話。猫好きな人にはたまらない本だと思う。7人の作家による猫が登場する話だが、作家が違うと物語もこれだけ多彩になるのかと、ちょっと感動!作家の個性が色濃く出ている話もあれば、「こういう話も書くのか!」と意外性に驚いた話もあ  続きを読む
Date: 2018-08-19 21:46 ID: 24267426

ふるさと銀河線(高田郁) [のほ本♪ から]
「自分の夢に向かって進むべきか?それとも大好きな故郷で暮らすべきか?」 両親亡き後兄とふたりで暮らしてきた星子は、中学卒業後の進路で思い悩む。そして、彼女が出した結論は・・・。表題作「ふるさと銀河線」を含む9編を収録。 ふるさと銀河線は、JRの路線を引き継ぎ、北海道ちほく高原鉄道が運営していた北海道中川郡池田町から北見市に至る鉄道路線である。1989〜2006年までの営業だった。私は実際に何度かこのふるさと銀河線を利用したことがある。なので、タイトルを目にしたとき、迷わずこの本を手に取った。  続きを読む
Date: 2018-08-08 23:12 ID: 24265781

たったそれだけ  (宮下奈都) [のほ本♪ から]
「逃げて。」不倫相手の女性社員のひと言で、収賄が発覚する前に失踪した望月正幸。いったい望月はどういう人間だったのか?また、彼の失踪後、家族はその事実とどう向き合ったのか・・・?さまざまな人間模様を鮮やかに描いた作品。 ひとりの男の失踪の陰には、彼に関わるさまざまな人たちのドラマがあった。望月の不倫相手の女性、彼の妻と娘、彼の姉、それぞれの人たちにまつわる物語・・・。やはり、彼の妻と娘の物語はとても切ない。妻はいつも失踪した夫を追い求めていた。転々と住むところを変え、必死に追い求めた。娘はその間  続きを読む
Date: 2018-07-18 20:22 ID: 24262403

花咲舞が黙ってない(池井戸潤) [のほ本♪ から]
「銀行の取引先の内部情報が漏れている!」 郊外型ファミレス・レッドデリの出店計画の先回りをするライバル会社。誰が何のためにその会社にレッドデリの情報を漏らすのか?そこには、ある者の屈折した思いが潜んでいた・・・。「たそがれ研修」を含む7話を収録。 今回も銀行を舞台に、さまざまな難問が舞に降りかかる。中には、舞や相馬の手には負えないものもある。だが、花咲舞は怯まない。あきらめない。正義を貫くため、銀行員としての誇りを失わないため、彼女は奔走する。相馬に降りかかる思わぬできごと、意外な人物の登場  続きを読む
Date: 2018-07-11 21:35 ID: 24261279

風神の手  道尾秀介 [のほ本♪ から]
さまざまな人たちの人生がからみ合いながら、過去から現在へとつながっていく・・・。いったい、彼らの運命はどこでどう変わっていったのか?微妙なつながりを持つ4編を収録。 余命いくばくもない母が娘に語る高校時代の若き漁師との思い出を描いた「心中花」、小学5年生の”まめ”と”でっかち”の友情と不思議な事件を描いた「口笛鳥」、命の期限が迫る老女が抱えている昔の罪を描いた「無情風」、そして、それら3つの話に登場する人たちがつながっていく「待宵草」。この作品はこれら4つの話で成り立っている。 「こんなふう  続きを読む
Date: 2018-06-16 23:16 ID: 24257984

風は西から(村山由佳) [のほ本♪ から]
「ごめん。」 そのひと言を残し、彼は自ら命を絶った。 あこがれの大企業に就職し、希望に満ちた未来を見つめていたはずだったのに。いったい彼はなぜ死ななければならなかったのか?遺された者たちは、大企業と闘うことを決意した・・・。 将来は両親が営む居酒屋を継ぐはずだった。その日のために、大学の経営学科で学び、健介は、敬愛する山岡誠一郎が経営する「山背」に入社した。だが、それが悲劇の始まりだった・・・。 健介が就職したのは、ブラック企業だった。達成できるはずもないノルマを課せられ、彼は奔走する。  続きを読む
Date: 2018-06-04 22:27 ID: 24255995

魔力の胎動(東野圭吾) [のほ本♪ から]
「彼女はいったい何者なのか?」 自然現象を見事に言い当て、彼女は不調のスキージャンパーを復活させた。それを目の当たりにしたナユタは、不思議な力を持つ円華に興味を抱き始めるが・・・。「あの風に向かって翔べ」を含む5編を収録。「ラプラスの魔女」前日譚。 さまざまな自然現象を正確に把握できる能力を持つ円華。彼女は、身の回りで起こったできごとを鮮やかに解決していく。内容はそれなりに面白いと思う。けれど、愛想がなく生意気で、円華自身に魅力が感じられない。なので、共感できる部分があまりなかった。 ま  続きを読む
Date: 2018-05-26 22:48 ID: 24254561

カーテンコール!(加納朋子) [のほ本♪ から]
「閉校になるので、4月以降、萌木女学園は存在しません!」 けれど、単位取得に失敗し卒業できない学生がいた。彼女らは、学園理事長からの提案で、半年間の寮生活で卒業を目指すことになったのだが・・・。 外出もネットも面会もすべて禁止。そして見知らぬ者同士の集団生活。何もかもが戸惑うことばかりの寮生活だった。彼女たちは皆それぞれ、心や体に悩みを抱えていた。それぞれの抱える問題は、胸が痛くなるものばかりだ。だが、寮生活の中で彼女たちは変わっていく。心の中に何かが芽生え始めた・・・。 「誰かが自分のこ  続きを読む
Date: 2018-05-21 21:35 ID: 24253720

テーラー伊三郎(川瀬七緒) [のほ本♪ から]
ダラダラと過ごす日々。17歳の男子高校生・海色(アクア)の日常は退屈なものだった。そんなある日、紳士服店のウィンドウに置かれたコルセットに、アクアは心を鷲掴みにされる。店主の伊三郎は頑固な老人だった。「なぜ彼がコルセットを?」そこには、伊三郎の思惑があった・・・。 紳士服仕立屋の伊三郎が突然コルセットを作った!家族の者は、伊三郎がどうかしてしまったのかとうろたえる。けれど、伊三郎には伊三郎なりの理由があった。 「さびれていく一方の田舎町の商店街を何とかしたい!」 だが、高齢者の多い街。理解  続きを読む
Date: 2018-05-09 23:35 ID: 24251571

護られなかった者たちへ(中山七里) [のほ本♪ から]
仙台市の福祉保険事務所課長・三雲忠勝が行方不明になり、その後身体の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。誰に聞いても、三雲は人から恨みを買う人間ではないと言われる。では、いったい誰がどんな動機で三雲をこんな残酷な方法で殺害したのか?そこには、現代社会が抱える深刻な問題があった・・・。 犯人は、三雲をひと思いに殺さなかった。じっくりと時間をかけ、苦しみながら死んでいく方法を取った。いったいどんな恨みがあるというのか?県警捜査一課の苫篠は蓮田とともに捜査を開始するが、有力な情報は得られなかった  続きを読む
Date: 2018-03-22 21:10 ID: 24244442

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